今日はちょい辛口な気分
日本人は制服好きだと思う
エロス的な意味ではなく
学校を卒業しても
みんなと同じカッコ
みんなが買っている服を
着たいと思う
それって制服と似ている
SNSを見ていると
同じ服が溢れてる
顔をすげ替えただけの
同じ形
同じ色
同じ雰囲気の服
アイドルグループの
コスチュームみたいに
できる限り
同じように
同じように
調和
浮かない
みんなで
ひとつの世界を作ってる
悪口みたく書いたけど
それは
たしかにカッコ良く思えるし
ミーハーなわたしも
やっぱり同じものが
欲しくなったりする
でも
ある言葉が浮かぶのです
鉄郎、スリーナインに乗りなさい
って
若い世代の人はもう知らないかな
あらすじは、、、
(以下ネタバレ)
永遠の命を持つ
機械化人になりたい
星野鉄郎は
死んだ母親にそっくりな
ミステリアスな美女メーテルに
スリーナインの乗車券を貰う
そして
無料で機械の体をくれる星を目指して
一緒に旅立つ
様々な星で多くの人と出会い
人生を知った鉄郎が
目指した星で見たものは
同じようにメーテルに連れられて
その星で機械の体を手に入れた
仲間たち
でもその体とは
ネジや
ボルトなど
星の形を保つための
部品に改造された姿だった
その星の女王が言うには
人間の心を持つネジやボルトは
とても強固で
絶対に緩んだり
外れたりしない
鉄郎は気がつく
部品に変えられた人たちが
苦しむうめき声に
とまぁそんな話しなのですが
メーテルが鉄郎に
再びスリーナインに乗るよう
メッセージするのは
この続編の冒頭
そして
新たな冒険に向かって
鉄郎は旅立つわけです
つまり冒険が始まる
きっかけのセリフ
(ストーリー関係ない汗)
わたしは
洋服を買うときに
どれが一番人気なのか
どの色をみんなは買っているのか
反対に
いいな
素敵だなと思っても
年齢的にどうだろうか
これを着たら
みんなが変な目で見るんじゃないか
そんなことを
気にしてしまう
そんなとき
メーテルがわたしに
スリーナインに乗るように
言うわけです
それでわたしは
ファッションと言う
冒険の旅に出るわけです
美しい調和の取れた世界を
作るための
ネジやくぎには
ならない
人に理解されなくても
浮いていても
変でも
おかしくても
好きなものを着るんだ
とね
時々友だちに
アンタの話は
意味がわからない
って言われます
言わんとすること
わかってくれる人いるかなぁ
服オタにとって
銀河鉄道999の乗車券は
さしずめ
良い靴
良い靴は良い場所に連れて行ってくれる
もし子