人間誰しも歳は取るものだし
"若くない"と言う理由で
何かを諦めたり
我慢したり
悲しむ必要はない
それに
一般的な人生は歩んでこなかったけど
わたしは
ちゃんと生きてきたもん
わたしは年齢を
ちゃんと受け入れている
とは言えですよ
自分がおばちゃんなんだなーと
がっかりすることはある
例えば
少し前に
スタイルが良く見える
洋服の着方で
トップスの前を
ちょこっとだけ
ボトムスのウェストに
挟む着方
流行りましたよね
わたしがやると
たいてい
職場の先輩に
「だらしないわねぇ
出すか入れるかしなさい」
と
注意を受ける
ときには
ウェストに手を突っ込まれて
直される
多分
トイレに行った直後だと
思われている
大変恥ずかしい
抜け感を出すために
襟を抜いて着るのも
「襟が変になっているよ」
と直される
それから
裾切りっぱなしのパンツは
貧乏臭いと思われ
ウェストゴムのパンツは
部屋着に思われる
「わたしは変じゃないもん
注意をする人が
お洒落を知らないからだもん」
と
自分を誤魔化すことはできない
知ってようが
知っていまいが
カッコ良いものは
カッコ良いはずだから
結局わたしが
着こなせていないだけ
それでも
おばちゃんは
おばちゃんなりの
お洒落をするっきゃないのだ
もし子